コーヒーの味の違いが分かるようになる方法3選

コーヒーという飲み物を飲んで、みなさんは味の違いを感じますか??

「どれも同じ味に感じてしまう」という方が大半だと思います。

私は高校生の頃、缶コーヒーをたまたま飲んだ時に心がものすごい静かになった体験があります。
その体験にハマってかれこれ10年以上、コーヒーの味が知りたいと思い、様々な喫茶店を巡ってストレートコーヒーを飲んできました。

私は、ドトールやスターバックス、コンビニコーヒーも大好きですが、正直コーヒーの味の違いがわかるようになるには、本当に良いコーヒーを飲んでいく必要があると考えています。

今回は、喫茶店を巡って10年以上、元カフェ店長の私がコーヒーの味の違いがわかるようになる方法を解説していきます。

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コーヒーの味の違いを知るための方法

大前提として、味の感覚を鍛えたい場合は、チェーン店のブレンドコーヒーではなく、コーヒー専門店のストレートコーヒーを飲んでください。

できれば、焙煎から責任を持ってやっているような個人店がおすすめです。
こちらは私が取材した本当に美味しいコーヒーを淹れてくれるお店で、おすすめです。

京都市のコーヒー本来の味が楽しめる専門店➖生きている珈琲

奈良のネルドリップコーヒーが楽しめる店ー珈琲工房MG

最初はもう少し入りやすくて、親しみやすいところが良い方はこちらがおすすめです。
店長さんや店主さんがとても親切で素敵な方々です。

茨木市春日のパンケーキが美味しいカフェをご紹介ーカフェレードル

こういったところであれば、大きく外れたような味は出しませんので安心です。

また、本やスマートフォンを見ながら飲むのではなく、一杯のコーヒーを集中して飲んでください。

口に広がるコーヒーの香り、暖かさ、舌触り、広がる味わい、喉ごし

コーヒーの体験に集中して、一杯一杯を丁寧に飲むことで、だんだんと違いがわかるようになっていきます。

それでは、以下に私がお勧めする味の違いがわかるようになる方法を3つご紹介します。

1.ストレートコーヒーを中心にたくさん飲む

通常、ドトールなどのチェーン店で飲めるコーヒーは「ブレンドコーヒー」という様々な豆をブレンドしたコーヒーとなっております。

こういったブレンドは、飲みやすく調整されておりバランスが取れているのですが、個性がなく、味の違いを楽しむのには向いていません。

ストレートコーヒーとは、単一の種類の豆のみで淹れたコーヒーのこと

このストレートコーヒーは、ブレンドと違い豆の個性が強く出てきます。
酸味の強いものや、苦味の強いもの、フレーバーな甘味のあるものまで様々です。

名称は、「ブラジル」「エチオピア」など豆の産地が直接付けられることが多く、こういったものがメニューにあるときは、これらがストレートコーヒーとなっております。

このストレートコーヒーを中心に飲んでいくと、違いやコーヒーの個性が感じられるようになってきます。

・苦味も酸味も、コーヒーの個性としていろんなものを楽しみたい人

⒉自分の好みの傾向を把握する

コーヒーの味は主に「苦味」「酸味」「甘味」から成り立っています。

中でも「苦味」と「酸味」はとくにハッキリと分かりやすく、好みが分かれるポイントでもあります。

まずは、自分がどちらの傾向が好きなのかを分析しながら、飲んでみるのが良いでしょう。

苦味が強いコーヒーは、ブラジルやマンデリン
酸味が強いコーヒーは、コロンビアやキリマンジャロが代表的。

ただそれ以上に重要な要素が「焙煎度合い」

焙煎度合いとは、焙煎時間の短い「浅煎り」と、焙煎時間の長い「深煎り」がありますが、この焙煎時間が酸味や苦味に強く影響してきます。

もしわからなければ、店主に「酸味が強いコーヒーが飲みたいのですが、おすすめはありますか?」と聞いてみると良いでしょう。

・最高の一杯に出会いたい人
・自分だけのお気に入りを見つけたい人

3.事前に知識を入れた状態で飲む

事前に、本やインターネットでコーヒーの特徴を調べてから飲むと分かりやすいです。
予習しておくことで、「こういう感じのことを、酸味が強いというのか」と認識しやすくなります。

専門店などは、メニューにそれぞれのコーヒーの特性を書いているお店もあるので、参考にしてみてください。

ちなみに私は、喫茶店に行くときこちらの本を持ち歩いて参考にしています。

・コーヒーを理論的に把握したい人
・周りの人とも、コーヒーの話をしたい人
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コーヒーの味は無限

コーヒーの味は実は無限にあります。

ある程度の傾向はあるのですが、コーヒーは豆の選定(ハンドピック)や焙煎、抽出方法などによって同じ豆でも大きく味が異なってきます。

なので、100%同じ味のものは存在しません。

技術的な要因の他に、身体的要因もあります。

人間が感じる味は、その時の体調、精神状態、視覚情報によっても変化の要因となってしまいます。

例えば、ある実験では白いカップで飲むコーヒーは苦味が強く、青いカップで飲むコーヒーは甘味を強く感じるそうです。

なので、一杯のコーヒーを一期一会として楽しんでみるのがオススメです。

まとめ

今回はコーヒーの味の違いをわかるようになる方法について解説してきました。

コーヒーの味はとても繊細で細かい反面、違いがわかるようになってくるとその幅の広さや、淹れ方の違いでこんなに違うんだ!と感動するようになります。

様々なコーヒーの舌触りや喉越しの違いまでも楽しめるようになり、”コーヒーを飲む”から”コーヒーを体験する”に変わってきます。

ぜひ、いろんなお店を回って、たくさんのコーヒーを楽しんでみてください!

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